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伝えることの難しさ

2016/02/21

自閉症と重度の知的障害のある娘の場合。


娘が昔々のアンパンマンのお話を見たいと言うので見ていました。
これも、たまたま録画してあったもの。
「次回は…」
と、次のお話が紹介されたとたん、顔が真剣になり、次に放送されたハズのお話を見たいと言い出しました。
が…次は録画してない…
娘は、2歳〜5歳くらいの記憶がハッキリと残っているらしく、その時に見ていたビデオ、聞いていた曲、好きだったオモチャにこだわりがあるらしい。

 

たまに、その頃を思い出し、見せろ、聞かせろ、出せ〜!と訴える。
当然の事ながら、その間に引越しもしてるし、そもそも16年ほど前の物など残ってる事の方が少ない。

 

無い事を伝えるけれど、1度このテレビで放送を見ているから、彼女の記憶の中にはある。
そもそも、タイムリーで放送されている番組と、録画されてる番組の区別がついていない。
テレビで放送されたものを録画しないと、いつでも見れないの!録画してないからこのテレビの中には無いから見れない、なんて事はなかなか伝わりにくい。

 

哀しいのと、思いが達成出来ない事と、納得出来ない事で怒り出す娘。
諦めて貰いたいなぁ〜と思うけれど…
とりあえず調べてみよう、ダメ元で…

 

あった!あったよ!
 

娘と一緒に見つけた(笑)
1999年の9月頃、放送されたお話らしい。

 

娘の顔がたちまち笑顔に…
「欲しいです。」と言われ、一緒にポチッとしました。

 

だけど…
親としては「無いものは無い」、「物は壊れる」、そして、「あなたの母もいずれは居なくなり、2度と戻って来ない」という事を教えていかなければ…と、こういう事が起こる度に思います。